ライブチャットBlog 大滝編集帳

パチンコは勝ってるうちに辞める。

この言葉をこれまでに何回聞いたことか。
先日、久しぶりにパチンコに行った話を書いたが、
またまた行く事になった。

前回、8箱も積み上げたので勝ち逃げするのが
一番なのだが、パチンコ屋の前で人と待ち合わせしていて、
その人が2時間位遅れるという。
しかも、その日は腰が痛かったので早く椅子に座りたかった事もあり、
今度は1人でパチンコ店に入った。

俺はパチンコ台の事はあんまり知らないが、感覚的に
受け付けないものや、好印象のものがあり、ちょっとおもしろかった。
ちなみに今回は、「宇宙戦艦大和」に座った。

既に時刻は夜の10時を回っていて、客もまばらだったので
居心地よくピシピシ打つも、全然当たらない。
「リーチッ！」って台が叫ぶが1数字違いばっかりだ。

既に3,000円を投入した。次第にイライラがつのる。
そこではっと気付いた。ハイテンションで打ってないからだ！（前回参照）

ハイテンションに気付いていれば3,000円も損せずにすんだのに・・・と
思いながら、一気にハイテンションモードへ突入。

それからというもの、液晶画面が回りだすのに合わせて、

「ぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・7！」

と口に出してみる。ハズレ。

「ぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・グーグル！」

と口に出してみる。ハズレ。

「ぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・ぐるなび！」

と口に出してみる。ハズレ。

「ぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・うるぐす！」

アタリ。液晶で大砲が発射し、7が揃った。
うるぐす！と叫ぶと、あっという間に3回連続で当たった。
すると魔太郎みたいな店員が横に来て、

「お客様、当店は間もなく閉店ですのであと1回で終わりという事で・・」

と申し訳なさそうに言ってきた。
1回の意味が分らず、液晶画面を指して1回まわったらってこと？と言うと、
もう1回アタリを引いたらという事らしい。そうかそうか。

すると、その瞬間4回目のアタリを引いた。
しまった！うるぐすと叫び損ねた。。
4回目の玉が出終わる頃に、すっと後ろにすっとスタンバる魔太郎。

・・・なにかおかしい。

当たるかどうかは分らないのにやたら低姿勢な所とか、警戒している様子。。
もしかして、ここは非常に当たる台なのでは！

そう思った俺は、4回目が終了したにも関わらず打ち続ける。
魔太郎が、「もう終了ですので・・」と言ってきたのに対し、

「レジにいっぱいお客さん並んどるから、一番後ろに並ぶわ。」

と言うも、「すみません・・終了です」と言う魔太郎。
ますますおかしい。こりゃ何かある。

「もうちょっ・・（うるぐす！）もうちょっとだ・・・（うるぐす！）・・・け」

店員におかしいやつと思われてはいけないので、心でうるぐす！と叫ぶ。

「お客様すみません。決まりですので。お客様・・」

「この台は絶対当たるから帰らせようとしてるんだろ？」

「いえ、終了の時間ですので。」

「今いったって、レジでならばなアカン・・（うるぐす！）・・・のやろ？」

「皆様にそうして頂いているので」

とうとう魔太郎は、俺の手を掴み強引に玉を止めさせるも、
指先で廻し続けるこの根性。するとまた当たっちゃいました。

「さ・・・最後ですからね・・・」

と魔太郎。粘ったおかげで5箱出すことができた。

その後、絶対当たる台に座ったという事を、結局1時に来た友人に話すと、
それは「確変」ってもんだと教えられた。

専門用語が多すぎてやっぱりパチンコは肌に合わない。