FOMA

おとつい、俺の携帯が壊れた。
画面に何も表示しなくなったのだ。

早速、携帯ショップへ足を運び機種交換することに。
そのショップで唯一男だった兄ちゃんが俺の担当になった。
舌打ちしながらも説明を聞き、この中から選んでくださいと
壁いっぱいに飾られてる携帯群を指差されたので席を立つと、

「FOMA・・FOMA・・・・FOMA・・・・・？あんた・・FOMAばっかじゃん？」

FOMA＝なんか良い携帯(値段が高い)としか認識してない俺は、今回も
普通の携帯を買うはずだったのだ。すると店員兄ちゃんの目が急に
上から見下ろすように、

「お客様・・・FOMA以外のをお探しで？」
「あ・・いや、まだFOMA以外の携帯もあるのかな～って、、たはは・・」
「ああ・・それなら右隅の方に・・」

見てみると、なんとも寂しげな位置に飾られていた。いや、転がっていたと
言っても過言ではない。じ、時代の流れって、は、早いんだな～（清先生風）

FOMAって美味いのか？ってレベルの俺は、今さら兄ちゃんに聞くわけにもいかず、
表記してある機種性能を見比べる。意味がわかったのはEdy機能だけで、あとは
さっぱり。大体、着メロって何なんだよ？お金いるのアレ？
今までの携帯にしちゃおう・・と思ったその時、頭にマガジンスタッフの声が
よぎる。

「編集長、携帯壊れたんですってね～。あれにしたらどうスか？
あの『簡単じゃないか～(tu-ka)』のヤツ。アハハハハ・・・」

ここで引いちゃいかん。攻めねば。誰かもFOMAだったら携帯でライブチャット
する時代がくるって言ってたし。ということでFOMAを購入。

携帯でシュミレーションしてみた。
『かきくけ「こ」わを「ん」な「に」た「ち」「は」』
・・・不便だ・・。本当に携帯でがっつりライブチャットの時代がくるのかな・・。