2007 年 1 月 12 日
職業
インターネットの普及に伴い、それに関わる業種が増えてきた。
業種が増えるという事はもちろん職種も増える。
システムエンジニア、WEBデザイナー、WEBディレクター、WEBマーケッター等
数えればキリがないくらいだ。
地元九州に帰ると古友と会い、今の仕事の話になるのだが・・・
友人「おう大滝!今なんばしよっとや?」
大滝「そうなあ・・WEBの管理ばしよる。」
友人「なんやそら?」
大滝「インターネットばみろうもん?あがんとば作ったりすっとたい。」
友人「ほーん。電気屋たい。」
大滝「いや、違うたい。ページば作ったり管理したりすっとたい。」
友人「ほーん。工場でや?」
大滝「違うたい。事務所でたい。」
友人「今ん娑婆は便利かもんなあ。そら機械のたこ(高)つくど?」
大滝「パソコンでよかもん。」
友人「やっぱ電気屋たい。」
もう話が全く噛みあわないのである。
しかし同年代の友人ならまだ良い方で、70歳以上の人との話になると・・
老人「大滝君な、なんばしよってや?」
大滝「インターネットの仕事です。」
薄ら笑顔で何も話さず頷く老人。
多分、インターネットが分らないようだ。
大滝「パソコン関係です。」
またまた、薄ら笑顔で何も話さず頷く老人。
多分、パソコンが分らないようだ。
大滝「機械の仕事ばしよります。テレビのごたる機械の中身を造りよるです。」
大分かけ離れてきたが、仕方ない。すると老人。
老人「・・・・ほう・・・電気屋さんたい。」
大滝「いやっ、、え~、そ・・そうですかね。はは。。」
と言う訳で地元で俺は電気屋をやっている事になっている。
老人との別れ際、
老人「『大滝電気』が地元に出来たらおっちゃんは必ず買いにいくけん。」
と言われ、少し心が痛んだ。