2005 年 10 月 28 日
4丁目のおばちゃん
喫茶店のおばちゃんに昔からよくかわいがれる俺。
おばちゃんと言ってもおばあちゃんに近い年なので
そんなにうれしくないのだが、俺の悲壮感を心配してか
よく声を掛けてくれる。
話は様々。
自分の息子の話からワイドショー、時には政治の事までこの種のご婦人は何でもござれだ。
俺は本を読みたくて喫茶店に行くのだが、半分の確率で
読めない場合が多い。
そんな中、さっきは初めて行った喫茶店で超能力の話をされた。
何でもそのおばちゃんが、ある人から脳の腫瘍を言い当てられたというのだ。
こういう話が大好きな俺は馬鹿のようにウンウン聞いている。
11月に入院するともうこの世とはおさらばだから、12月から入院しろと
言われ、奇跡的に無事生還したという話や、その時に作ってくれたという
お守りを誇らしげに見せてもらったり、話はどんどん深くなっていく。
おばちゃんも前のめりになって話しているのだが、その時、常連と思われる
お客が入ってきた瞬間、「あら~っ!いらっしゃい。この間のどうなったの?」
と俺、すっぽかし。話の続きが気になって仕方が無いのだが、こちらに帰って
くる様子もない。このキレの良さが熟女だなあ・・と最後の一口を飲み干した。
ま、ここで何が言いたいのかと言うと、10/28(金)の16時にマガジンの編集長はそんな時間を過ごしていたと想像してもらえればいいかな・・・と・・。